スタイリスト村山佳世子さんに聞く
大人のコーディネートバランス
Vol.3
簡単しゃれ見え。
ワントーンコーデ攻略法
ベーシックで品が良くて、旬の気分もひとさじ。大人が素敵に見えるスタイリングで支持され続けるスタイリスト、村山佳世子さん。
エリオポールでの、大人の着こなしバランスについてのアドバイスも毎シーズン人気です。
今回は、大人こそ攻略したいワントーンコーデのコツについて教えていただきました。
ONE-TONE 1
GRAY
優しいニットにキリリとシャツ。
相反する要素をワントーンで繋げる
ニットのセットアップの人気は今シーズンも継続。時代のムードを体現した、肩の力の抜けたスタイルが叶いますよね。さまざまなバリエーションが出ている中でも、トップスがVネックベストになったパターンは新鮮です。ハリ感のあるウール混の風合いで子どもっぽくならず、品よく仕上がるのはエリオポールならでは。
今回は、抜け感のあるセットアップに、あえてピンストライプのボウタイシャツを重ねてみました。キリリとしたシャツが、ニットセットアップを街に似合うモダンなスタイルに昇華してくれます。ベストとパンツはもともとマニッシュな組み合わせなので、シャツ合わせも難なく受け止めてくれるんです。
相反する要素を組み合わせる場合も、ワントーンは有効。今回はシックなグレーでまとめました。同色で合わせることでアイテム同士が馴染むので、簡単にスタイルが洗練されて見えますよ。
ONE-TONE 2
NAVY
大人の定番、ネイビーワントーンは旬のラメニットを主役に更新
大人の女性にとって品よく、きちんとして見せたいときの強い味方はネイビー。どんな時も頼れるからこそ、トレンドを取り入れやすい色でもあると思います。旬をさりげなく散りばめて、アップデートされたネイビースタイルを楽しみたいですね。
今回は、ショールームでも目をひいたモヘア混ラメニットを主役に。今シーズンはラメニットの当たり年! 寒い時期はニット頼りのスタイルが多くなりますが、ニットがきらきらしているとそれだけで印象も華やかになって、間延びしない。何より着ていて気分が上がります。このニットは、よく見ると極小のスパンコールや色とりどりのラメ糸が使われていてとってもプレイフル。でも着ると落ち着いた印象で、大人が日常に取り入れやすいさじ加減がさすがです。袖がぽわんと膨らんでいるシルエットも可愛い。
大きめニットにネイビーのタックパンツを合わせて、今年らしいゆるマニッシュなシルエットに。このパンツも実は、ラメの細いピンストライプ柄。どちらも繊細なラメ感だから、リンクさせてもシックに決まります。
ONE-TONE 2
NAVY
大人の定番、ネイビーワントーンは
旬のラメニットを主役に更新
大人の女性にとって品よく、きちんとして見せたいときの強い味方はネイビー。どんな時も頼れるからこそ、トレンドを取り入れやすい色でもあると思います。旬をさりげなく散りばめて、アップデートされたネイビースタイルを楽しみたいですね。
今回は、ショールームでも目をひいたモヘア混ラメニットを主役に。今シーズンはラメニットの当たり年! 寒い時期はニット頼りのスタイルが多くなりますが、ニットがきらきらしているとそれだけで印象も華やかになって、間延びしない。何より着ていて気分が上がります。このニットは、よく見ると極小のスパンコールや色とりどりのラメ糸が使われていてとってもプレイフル。でも着ると落ち着いた印象で、大人が日常に取り入れやすいさじ加減がさすがです。袖がぽわんと膨らんでいるシルエットも可愛い。
大きめニットにネイビーのタックパンツを合わせて、今年らしいゆるマニッシュなシルエットに。このパンツも実は、ラメの細いピンストライプ柄。どちらも繊細なラメ感だから、リンクさせてもシックに決まります。
ONE-TONE 3
BROWN
主張する柄や素材感のアイテムは
同色リンクで品よくまとめて
トラッドスタイルがベースのエリオポールらしくてとても素敵な、チェックのタイトスカート。柄物を使ったコーデイネートをうまくまとめるには、同色リンクのテクニックを使うのがおすすめ。今回はチェック柄の中からブラウンをピックアップして、旬のもこもこエコファーブルゾンを合わせました。スカートの端正な印象がエコファーの大胆さを品よく見せてくれて、お互いが引き立て合うスタイルに。オーセンティックなアイテムには、逆にトレンド感の強いものを合わせるのが私のセオリーです。
エリオポールには、長く作り続けられているトラッドなアイテムと、いい塩梅でトレンドを取り入れた新鮮なアイテムがいつも揃っている印象があります。変わらないベーシックと進化するトレンド、どちらもあるから、自分らしいブレない軸も、錆びない更新感も叶えられる。おしゃれを楽しみたい大人にとって、とても頼りになるブランドだと思います。
紹介アイテム
STAFF
PHOTO / GINJIRO UEMURA (Y’s C)
STYLING / KAYOKO MURAYAMA
HAIR&MAKE-UP / KOSUKE HIROSE
MODEL / HALLE
TEXT / YUKI NISHIHARA
EDIT / YUKIKO TSUKADA(PON)