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「番外編」
今、ワクワクするおしゃれがしたい
EDITORʼ S CHOICE

人気スタイリスト福田麻琴さんと一緒にお届けする、「今リアルに着たいもの」を紐解くシリーズ連載。 番外編である今回は、連載担当エディターの塚田有紀子が、麻琴さんがコーディネートをする傍ら、気になったアイテムをピックアップ。 おすすめポイントと共にご紹介します。

Choice 01

「大人の苦手を克服してくれる〝とろみ〟素材」

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自称ベーシックカジュアル派。どちらかというとハンサムでメンズライクなものばかりを着ている私ですが、「女らしい」を放棄したわけじゃありません。 それなりに「可愛い」もの「甘い」ものも大好きなのですが、いざ自分が着るとなると、どうも二の足を踏んでしまう。 大人になるに従って、「女らしさ」との距離感がわからなくなる人、多いのではないでしょうか。 そんな中で、〝これならいける!〟と、パッと目に飛び込んできたのがこのフリルブラウスとプリントパンツです。

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まずフリルアイテムは、ともすると野暮ったく見える可能性が高いので、私的にはなかなか難易度が高い存在。 しかし、このブラウスは程よく落ち感ととろみがある素材なので、甘さがたちすぎず、大人っぽく着られる一枚です。 肌馴染みのいいエクリュカラーで、ちょっとヴィンテージライクな雰囲気もあり、オシャレ感を演出してくれます。 フロント部分はもちろん、バックにもたっぷりとフリルがあしらわれ、大人の可愛いを演出するのにもぴったりです。

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パッと見て華やかさのある柄物も、時として幼く見えたり、ちょっとこダサく見えてしまうことも。 だからこそ、どんなアイテムを選ぶかが要です。もちろん柄自体の選びも重要ではありますが、もうひとつ大切なのは質感なんだと改めて。 これも〝とろみ〟のある素材なので、カジュアルになりすぎずに高見え効果も期待できそう。 このパンツはいろいろな色がミックスされた抽象柄だから、トップスなどの色合わせもしやすく、どんなテイストの顔の人にもフィット。 ウエスト周りはゴムで楽チンなのもいいですね。

今回、改めて私の中で〝ほっこり〟警報が出がちな「フリル」「柄」アイテムも、とろみ素材を選ぶだけてグッとハードルが下がることを再確認出来ました。 この冬、エリオポールには、大人を素敵に見せてくれるとろみ素材がとても充実。ぜひチェックしてみてください。

Profile

エディター 塚田有紀子さん

数々の女性ファッション誌で編集職をつとめた後、独立。 現在は「VERY」「VERY NAVY」「Marisol」などの女性誌で、ファッションを中心に料理、インテリア、読み物など幅広く手がける。 そのほかにも広告、カタログ、動画制作など多岐に活躍。 雑誌やインスタグラムなどで紹介している、ベーシックを軸とした大人カジュアルスタイルも好評。
Instagram @tsukapon0629

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